×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
という訳で、2009年の映画の締めくくり。
今年は去年よりも、映画館に行くことが出来ず。。。このままではアカン!とは思いながらも、実際なかなか行けなくなるもんだなぁ。。。
で、映画館で観たものだけに限定すると、かなり数が減っちゃうので、2009年に劇場で公開されていた作品の中で自分が観たものリストが以下。
1.ラースと、その彼女
2.永遠の子供たち
3.レボリューショナリー・ロード / 燃え尽きるまで
4.007/慰めの報酬
5.チェ 28歳の革命
6.チェ 39歳 別れの手紙
7.ベンジャミン・バトン 数奇な人生
8.7つの贈り物
9.カフーを待ちわびて
10.マダガスカル2
11.ウォッチメン
12.ザ・バンク 堕ちた巨像
13.トワイライト 〜初恋〜
14.スラムドック$ミリオネア
15.おっぱいバレー
16.グラントリノ
17.天使と悪魔
18.バンコック・デンジャラス
19.重力ピエロ
20.スタートレック
21.ターミネーター4
22.トランスフォーマー/リベンジ
23.ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:破
24.ディア・ドクター
25.サマーウォーズ
26.ボルト
27.96時間
28.サブウェイ123 激突
29.ウルヴァリン:X-MEN ZERO
30.空気人形
31.沈まぬ太陽
32.2012
33.カールじいさんの空飛ぶ家
34.アバター
34本。少ないね。。。まあ、でも大作は大体抑えてるつもり。あと評判だったやつはちゃんと劇場に足を運んだ。
んでは、行ってみよう!
まず、初っぱなの『ラースと、その彼女』。これはこないだDVD借りてみたんだけど、すっごい良かった。こういうドラマは、下手するとすぐに陳腐な方向に走ってしまいがちなので難しいだけど、物語と癒し、他者とのつながりといったテーマを丁寧に、真正面から描いて成功している。年末年始にみても心温まる良い作品。
『永遠の子供たち』も良かった。ギレルモ・デル・トロ監督は、『ミミック』とか『ブレイド2』とか『ヘルボーイ』とかわりと自分が好きな作品とってるお人。今回は、ダークファンタジーにチャレンジという事だが、これは巷の評判通り、非常に良かった。ラストに何とも言えない感動が待っております。
『レボリューショナリー・ロード』まあ詳しくは、こっちをを読んでもらうとして、こういう類の地獄は現代人には、マジでおっかない話である事は、間違いないと思う。夫婦では観ない方がいいかもしれない。
『007/慰めの報酬』。前作の『007/カジノ・ロワイヤル』が凄く良かっただけに、ちょっと残念な出来。ダニエル・クレイグは相変わらずいいんだけどね。
で、
『チェ 28歳の革命 / チェ 39歳 別れの手紙』。こちらもエントリを参照してもらうとして、この映画は一ヶ月ぐらい余韻が残ったなぁ。。。Blue-rayも買っちまったよ。こういう信念の人が求められる現代は、やはり不幸な時代なのかもしれないね。
『ベンジャミン・バトン 数奇な人』予想よりは良かったけど、やっぱフィンチャーはフィンチャーである。オレでもこれにはアカデミー作品賞はやれないな。
『7つの贈り物』は、個人的には頂けなかったなぁ。。。
『カフーを待ちわびて』は、とりあえず沖縄に移住したくなる。いい話だけど、もう一ひねりあると、いいなぁとという所か。
『マダガスカル2』は思いのほか面白かった。最近はアニメ作品の方がアメリカのコンテンポラリーな実情捉えている気がする。
『ウォッチメン』はとても難解だが、非常に興味深い社会派アメコミ。昨年の『ダークナイト』も面白かったけど、個人的にはこちらの方が面白かった。特に、犯罪者たちをボコボコにした高揚感が、性的な興奮の高まりと直結していく描写とか、まぁ凄い批評性。
『ザ・バンク 堕ちた巨像』も満足度の高い一本だった。主人公の絶望感と、それによる人生を掛けた決断。格好良すぎるぞ!クライブ・オーウェン。
『トワイライト 〜初恋〜』アメリカのティーン向けの恋愛ものだけど、主演の男の人気は凄まじかったみたいで、続編が公開されてる。確かに、ヴァンパイアの青年役のロバート・パティンソンは非常に端正な顔立ち。日本でもドラマになってましたね。
『スラムドック$ミリオネア』素敵な希望を与えてくれる映画だった。今年一番元気な映画だという事は間違いないと思う。躍動感が違う。こんな映画は今の日本映画の状況だとまず作れないだろうなぁ。音楽も良かったなぁ。絶望から顔を上げていくってこういうことなんだろう。
『おっぱいバレー』もある意味では、元気な映画だった。中村トオルの最後の科白が素敵。
そして『グラン・トリノ』もう大傑作です。面白い映画を撮る監督はたくさんいるけれど、人の心をガツンとぶん殴って振動させるという分野においては、イーストウッドは別格。2009年公開作品の中では、一番深みのある感動を残してくれた作品。
『天使と悪魔』ダ・ヴィンチ・コードよりはかなり面白くなった。単なるペダンチックな作りではなく、エンターテイメントとして上手にまとまってる。
『バンコック・デンジャラス』全編色気がある映像。大人のためのハードボイルド映画。
『重力ピエロ』なんか最近は伊坂幸太郎作品は、端から映画化されている気がするが、骨子はミステリー作品ではあるが、家族の絆というものが非常に上手に描かれている気がする。『俺たちは最強の家族だ!』by 父
『スタートレック』自分はスタトレファンではないが、熱烈なファンからも概ね好評だった本作。ファンでない自分が観ても、素直に面白いドタバタと友情劇。続編もあるかもとの事なので、ここからスタトレに入るのもいいかもしれない。
『ターミネーター4』うーん・・・『3』よりは良かった。けど、やっぱターミネーターは、単なるドンパチ映画ではないという事を制作各位は、肝に銘じていただきたい。人気シリーズなので、プレッシャーや過度の期待はあるだろうけど、ターミネーターを撮るというのはそういう事なのだ。
『トランスフォーマー/リベンジ』マイケル・ベイ大先生が、これでもかという金を掛けて作っただけはあって、前作よりも大幅にパワーアップ。まあ、観ていて飽きない。アメリカ人以外は人に非ずという様な身勝手さもマイケル・ベイ大先生なら許されてしまう。
『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:破』一作目の『序』は所々に違いはあったものの、基本的にはTVシリーズの焼き直し。でもこの『破』はREBUILDの名の通り、これまでとは大きく違う展開を見せてくれた。でも個人的に一番スゲーと思ったのは、アニメーションが本来持つ躍動感に他ならなかった。絵の動き、それだけで観る人に快感を与えるんだなぁ。と。コアなファンもいるから、賛否両論あるだろうけど、個人的に大傑作だと思った。
『ディア・ドクター』前作『ゆれる』は相当の傑作で、ああこんだけの地力がある映画撮る監督っているんだぁと思ったもんだけど、西川美和監督は、今一番日本で注目すべき監督かもしれませんね。『人』を描くという事に関して、この人の切り出してくる映像の切れ味は凄まじいものがある。
『サマーウォーズ』も、『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:破』まではいかなくとも、非常に気持ちのよい作品。
『ボルト』犬版裸の王様。でもあの宮崎駿が、(内心敗北を認めてしまったであろう)ジョン・ラセターが絡んでるだけあって、ピクサーのクオリティはしっかり引き継がれている。てか、昨今のCGアニメは本当に外れに出会う事が殆ど無い。ジャパニメーションなんて言っていられない時代が来るかもしれない。
『96時間』なんのひねりもない、さらわれた娘をめちゃくちゃ強いお父さんが奪還するというストーリーなんだけれど、まあ魅せてくれる。気持ちのよくなるアクション作品。
『サブウェイ123 激突』 74年の『サブウェイ・パニック』のリメイクだが、現代的な要素がふんだんに詰め込まれていた。いぶし銀の面白さ。
『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』 X-MENシリーズでも一番面白かった気がする。これから、この様なスピンオフ作品がたくさん出るという事なので、楽しみ。
『空気人形』 2009年、孤独を上手く描いたで賞。孤独というのは、これから大きなテーマとして、きっともっと多くの作品で取り上げらえていく事だろう。都市の中で孤独を抱えて人は如何に生きていくのだろうか?そんな中での人と人との繋がり方のあり方とかね。そういう難しさを上手く描いてほしいという要請はあるだろうと思う。
『沈まぬ太陽』 やっとで映画化とも思うけど、これくらい今の日本企業の病理というか、日本人の病理を描写してしまった作品はないかもしれない。
『2012』 中国人の描き方と、主人公たちを全肯定をする訳ではない視点が新鮮だったなぁ。2009年、地球をもっとも豪快に破壊したで賞。
『カールじいさんの空飛ぶ家』 これはね、もうほんと良かったね。別れを描きながらも、同時に新たな希望と決意を描いてくれている。別れは決して終わりではないというそういう素敵なメッセージを持った作品。
『アバター』 キャメロンの久しぶり新作なので、結構過度な期待をしてしまったけど、監督として手腕や情熱は衰えていなかった。ただ、やはりもうピークは過ぎてしまったのかなぁという寂しさを少しだけ感じた。
では、2009年の個人的ベスト3でも
1.『グラン・トリノ』
2.『チェ 28歳の革命 / 39歳 別れの手紙』
3.『カールじいさんの空飛ぶ家』
という所。まあ観てない作品もたくさんあるので、非常に偏りのある結果かもしれないけれど、やっぱ『グラン・トリノ』は映画としての格が違うので、ベスト3入りは確実な気がする。『チェ~』は個人的な思い入れ強し。『カールじいさん~』は年末に本当に素敵な感動を与えてくれました。
今年はあまり映画を観に行けなかったけど、映画というのは、一番お手軽で楽しい娯楽だと本当に思う。土日に良い映画一本観るだけで、一日気持ちがホクホクするからね。という訳で来年はもっと映画館に足を運ぼうと思う。
それではみなさん良いお年を!
今年は去年よりも、映画館に行くことが出来ず。。。このままではアカン!とは思いながらも、実際なかなか行けなくなるもんだなぁ。。。
で、映画館で観たものだけに限定すると、かなり数が減っちゃうので、2009年に劇場で公開されていた作品の中で自分が観たものリストが以下。
1.ラースと、その彼女
2.永遠の子供たち
3.レボリューショナリー・ロード / 燃え尽きるまで
4.007/慰めの報酬
5.チェ 28歳の革命
6.チェ 39歳 別れの手紙
7.ベンジャミン・バトン 数奇な人生
8.7つの贈り物
9.カフーを待ちわびて
10.マダガスカル2
11.ウォッチメン
12.ザ・バンク 堕ちた巨像
13.トワイライト 〜初恋〜
14.スラムドック$ミリオネア
15.おっぱいバレー
16.グラントリノ
17.天使と悪魔
18.バンコック・デンジャラス
19.重力ピエロ
20.スタートレック
21.ターミネーター4
22.トランスフォーマー/リベンジ
23.ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:破
24.ディア・ドクター
25.サマーウォーズ
26.ボルト
27.96時間
28.サブウェイ123 激突
29.ウルヴァリン:X-MEN ZERO
30.空気人形
31.沈まぬ太陽
32.2012
33.カールじいさんの空飛ぶ家
34.アバター
34本。少ないね。。。まあ、でも大作は大体抑えてるつもり。あと評判だったやつはちゃんと劇場に足を運んだ。
んでは、行ってみよう!
まず、初っぱなの『ラースと、その彼女』。これはこないだDVD借りてみたんだけど、すっごい良かった。こういうドラマは、下手するとすぐに陳腐な方向に走ってしまいがちなので難しいだけど、物語と癒し、他者とのつながりといったテーマを丁寧に、真正面から描いて成功している。年末年始にみても心温まる良い作品。
『永遠の子供たち』も良かった。ギレルモ・デル・トロ監督は、『ミミック』とか『ブレイド2』とか『ヘルボーイ』とかわりと自分が好きな作品とってるお人。今回は、ダークファンタジーにチャレンジという事だが、これは巷の評判通り、非常に良かった。ラストに何とも言えない感動が待っております。
『レボリューショナリー・ロード』まあ詳しくは、こっちをを読んでもらうとして、こういう類の地獄は現代人には、マジでおっかない話である事は、間違いないと思う。夫婦では観ない方がいいかもしれない。
『007/慰めの報酬』。前作の『007/カジノ・ロワイヤル』が凄く良かっただけに、ちょっと残念な出来。ダニエル・クレイグは相変わらずいいんだけどね。
で、
『チェ 28歳の革命 / チェ 39歳 別れの手紙』。こちらもエントリを参照してもらうとして、この映画は一ヶ月ぐらい余韻が残ったなぁ。。。Blue-rayも買っちまったよ。こういう信念の人が求められる現代は、やはり不幸な時代なのかもしれないね。
『ベンジャミン・バトン 数奇な人』予想よりは良かったけど、やっぱフィンチャーはフィンチャーである。オレでもこれにはアカデミー作品賞はやれないな。
『7つの贈り物』は、個人的には頂けなかったなぁ。。。
『カフーを待ちわびて』は、とりあえず沖縄に移住したくなる。いい話だけど、もう一ひねりあると、いいなぁとという所か。
『マダガスカル2』は思いのほか面白かった。最近はアニメ作品の方がアメリカのコンテンポラリーな実情捉えている気がする。
『ウォッチメン』はとても難解だが、非常に興味深い社会派アメコミ。昨年の『ダークナイト』も面白かったけど、個人的にはこちらの方が面白かった。特に、犯罪者たちをボコボコにした高揚感が、性的な興奮の高まりと直結していく描写とか、まぁ凄い批評性。
『ザ・バンク 堕ちた巨像』も満足度の高い一本だった。主人公の絶望感と、それによる人生を掛けた決断。格好良すぎるぞ!クライブ・オーウェン。
『トワイライト 〜初恋〜』アメリカのティーン向けの恋愛ものだけど、主演の男の人気は凄まじかったみたいで、続編が公開されてる。確かに、ヴァンパイアの青年役のロバート・パティンソンは非常に端正な顔立ち。日本でもドラマになってましたね。
『スラムドック$ミリオネア』素敵な希望を与えてくれる映画だった。今年一番元気な映画だという事は間違いないと思う。躍動感が違う。こんな映画は今の日本映画の状況だとまず作れないだろうなぁ。音楽も良かったなぁ。絶望から顔を上げていくってこういうことなんだろう。
『おっぱいバレー』もある意味では、元気な映画だった。中村トオルの最後の科白が素敵。
そして『グラン・トリノ』もう大傑作です。面白い映画を撮る監督はたくさんいるけれど、人の心をガツンとぶん殴って振動させるという分野においては、イーストウッドは別格。2009年公開作品の中では、一番深みのある感動を残してくれた作品。
『天使と悪魔』ダ・ヴィンチ・コードよりはかなり面白くなった。単なるペダンチックな作りではなく、エンターテイメントとして上手にまとまってる。
『バンコック・デンジャラス』全編色気がある映像。大人のためのハードボイルド映画。
『重力ピエロ』なんか最近は伊坂幸太郎作品は、端から映画化されている気がするが、骨子はミステリー作品ではあるが、家族の絆というものが非常に上手に描かれている気がする。『俺たちは最強の家族だ!』by 父
『スタートレック』自分はスタトレファンではないが、熱烈なファンからも概ね好評だった本作。ファンでない自分が観ても、素直に面白いドタバタと友情劇。続編もあるかもとの事なので、ここからスタトレに入るのもいいかもしれない。
『ターミネーター4』うーん・・・『3』よりは良かった。けど、やっぱターミネーターは、単なるドンパチ映画ではないという事を制作各位は、肝に銘じていただきたい。人気シリーズなので、プレッシャーや過度の期待はあるだろうけど、ターミネーターを撮るというのはそういう事なのだ。
『トランスフォーマー/リベンジ』マイケル・ベイ大先生が、これでもかという金を掛けて作っただけはあって、前作よりも大幅にパワーアップ。まあ、観ていて飽きない。アメリカ人以外は人に非ずという様な身勝手さもマイケル・ベイ大先生なら許されてしまう。
『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:破』一作目の『序』は所々に違いはあったものの、基本的にはTVシリーズの焼き直し。でもこの『破』はREBUILDの名の通り、これまでとは大きく違う展開を見せてくれた。でも個人的に一番スゲーと思ったのは、アニメーションが本来持つ躍動感に他ならなかった。絵の動き、それだけで観る人に快感を与えるんだなぁ。と。コアなファンもいるから、賛否両論あるだろうけど、個人的に大傑作だと思った。
『ディア・ドクター』前作『ゆれる』は相当の傑作で、ああこんだけの地力がある映画撮る監督っているんだぁと思ったもんだけど、西川美和監督は、今一番日本で注目すべき監督かもしれませんね。『人』を描くという事に関して、この人の切り出してくる映像の切れ味は凄まじいものがある。
『サマーウォーズ』も、『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:破』まではいかなくとも、非常に気持ちのよい作品。
『ボルト』犬版裸の王様。でもあの宮崎駿が、(内心敗北を認めてしまったであろう)ジョン・ラセターが絡んでるだけあって、ピクサーのクオリティはしっかり引き継がれている。てか、昨今のCGアニメは本当に外れに出会う事が殆ど無い。ジャパニメーションなんて言っていられない時代が来るかもしれない。
『96時間』なんのひねりもない、さらわれた娘をめちゃくちゃ強いお父さんが奪還するというストーリーなんだけれど、まあ魅せてくれる。気持ちのよくなるアクション作品。
『サブウェイ123 激突』 74年の『サブウェイ・パニック』のリメイクだが、現代的な要素がふんだんに詰め込まれていた。いぶし銀の面白さ。
『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』 X-MENシリーズでも一番面白かった気がする。これから、この様なスピンオフ作品がたくさん出るという事なので、楽しみ。
『空気人形』 2009年、孤独を上手く描いたで賞。孤独というのは、これから大きなテーマとして、きっともっと多くの作品で取り上げらえていく事だろう。都市の中で孤独を抱えて人は如何に生きていくのだろうか?そんな中での人と人との繋がり方のあり方とかね。そういう難しさを上手く描いてほしいという要請はあるだろうと思う。
『沈まぬ太陽』 やっとで映画化とも思うけど、これくらい今の日本企業の病理というか、日本人の病理を描写してしまった作品はないかもしれない。
『2012』 中国人の描き方と、主人公たちを全肯定をする訳ではない視点が新鮮だったなぁ。2009年、地球をもっとも豪快に破壊したで賞。
『カールじいさんの空飛ぶ家』 これはね、もうほんと良かったね。別れを描きながらも、同時に新たな希望と決意を描いてくれている。別れは決して終わりではないというそういう素敵なメッセージを持った作品。
『アバター』 キャメロンの久しぶり新作なので、結構過度な期待をしてしまったけど、監督として手腕や情熱は衰えていなかった。ただ、やはりもうピークは過ぎてしまったのかなぁという寂しさを少しだけ感じた。
では、2009年の個人的ベスト3でも
1.『グラン・トリノ』
2.『チェ 28歳の革命 / 39歳 別れの手紙』
3.『カールじいさんの空飛ぶ家』
という所。まあ観てない作品もたくさんあるので、非常に偏りのある結果かもしれないけれど、やっぱ『グラン・トリノ』は映画としての格が違うので、ベスト3入りは確実な気がする。『チェ~』は個人的な思い入れ強し。『カールじいさん~』は年末に本当に素敵な感動を与えてくれました。
今年はあまり映画を観に行けなかったけど、映画というのは、一番お手軽で楽しい娯楽だと本当に思う。土日に良い映画一本観るだけで、一日気持ちがホクホクするからね。という訳で来年はもっと映画館に足を運ぼうと思う。
それではみなさん良いお年を!
PR
この記事にコメントする
最新記事
(02/23)
(01/24)
(01/20)
(01/11)
(12/31)
(12/27)
(12/19)
(12/11)
(11/22)
(11/15)
ブログ内検索
カレンダー
01 | 2025/02 | 03 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
カテゴリー
最新トラックバック
アーカイブ
カウンター
プロフィール
HN:
cinemacinemcinema
年齢:
43
性別:
男性
誕生日:
1981/06/22
職業:
へっぽこPG
自己紹介:
ブログに関する感想等のメールはこちらまで↓
delphesアットマークba2.so-net.ne.jp
delphesアットマークba2.so-net.ne.jp