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超一流の殺し屋が見せる心の隙間。まあ、ちょっと隙ありすぎだけどね。

アマゾンのレビューだと結構酷評されているようだけど、個人的には良くできていると思ったな。舞台がタイという事もあって(だからバンコックな訳だけど、なんでバンコクじゃなくて、バンコックなのかは分からない。。。)町の熱気とか、湿度が伝わってくるのだけど、それが作品全体として艶になっている感あり。もちろん、さらにオデコが後退しているニコラス・ケイジのモノローグが何とも切なく、これも艶要素に加点。

冒頭に、ケイジ先生が殺し屋の掟をご丁寧に説明してくれるんだけど、それをご本人が率先してお破りになられる。つまり、もう殺し屋家業に疲れていて、人間的な暮しに対する渇望が絶頂になってしまっているという導入だ。だから、手際の良い殺しのシーンも、主人公の心の隙が気になって、ハラハラドキドキする。上手い。

特に、薬局での聾唖の美人店員との何気ないやりとりで、どうしようもなく心が傾いてしまうあたりなんか堪らない。それぐらい、ケイジ先生は孤独なのだ。そんな、男なら分かるであろう心の揺れが上手く撮れてる。まあ、女性からすれば、『馬鹿みたい』という事になるだろうが、これが多分多くの男が理想とする男だ。

主人公の孤独を浮き彫りにする演出は、随所に凝らされていて、象の絵を逆さにするとこや、町で見かけた物売りの少女との視線のやりとりとか、こういうのは最近結構弱いです。俺。

それと対置するように、主人公のテキパキとした殺し屋のプロフェッショナルな仕事ぶりが描かれるのが、また良い。仕事に対するストイックさが、主人公が人の温もりを真剣に求めている事を、逆に浮き彫りにしている。

丁寧に作り込まれた大人の男のハードボイルド映画です。

以下の予告編だと、単なる殺し屋の映画に見えるけど、全然そんな感じじゃないんだよなぁ。。。予告編の作り方間違ってるぜ。。。


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