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ご無沙汰しております。

もともと少ない拙ブログの読者(いるんでしょうか?)の皆様。
約一年に亘りブログを休んできましたが、再開します。

ですが、再開は、はてなダイアリーで行います。

hiratukagonnの日記

べつに忍者でもよかったですが、
そろそろ仕事周りの技術的な事も書いていきたいな〜。
と思ってたところ(最近インプットが多すぎるのアウトプットが必要かと思って)
なんですが、コードのシンタックスハイライトとが出来ないとしんどいなぁ〜。

という所だったので、はてなです。
記事は全部移行しました。

こちらのブログはそのままにしておく予定です。
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正直いって、既に28歳になってしまった身としては、いまいち入り込めずに、どうも分析的な視点での観賞になってしまう。うーむ。切ない。。。とは言え子供がいる人は、『ワンピース』なんぞではなく、こちらをみせてあげるとよいとは思う。子供の視線や、微妙な感情により沿った丁寧な作りで、物語もゆっくり進む。映像も想像力を掻き立てるものがある。自分が子供だったら、連れて行って欲しいと思う。もちろん、今となっては誰も連れて行ってくれないので、自分で観に行く。

原作となった絵本の方は、随分短いらしく(恥ずかしながら自分は読んだ事ない)、映画版はスパイク・ジョーンズが随分と膨らましたようだが、基本的には、子供の感情の変化がそのまま、かいじゅうたちがいるせかいに反映されている(これは基本的に原作も一緒だとおもう)。主人公の少年マックスは、かいじゅうたちの王様ゆえに、マックスが楽しめば、その世界はたのしくなり、恐れれば、そこは恐怖の世界になる。そんなマックスの想像の世界の中で、マックス自身が少しだけ成長する。そんなお話。その成長も明確には示されていない。微かに観客が感じるとるもの程度に抑えられている。素敵。

子供の頃なんて、たいていは空想の世界に浸っているもの(未だに多少浸ってはいますが)で、現実世界は空想の物語を作り出す為の道具立てに過ぎなかったりもする。その空想の世界で子供の心はグングン成長するもので、この作品は、その『グングン』という感じを実によく描いているなぁと思いながら観ていた。グングン。

でも、別に『グングン』成長するのは、子供だけじゃないよなぁ。自分が知っている素敵な大人の人は、みんなこの『グングン』をいろんなレベルでやっている気がする。そういう子供らしさは大人になっても捨てちゃいけないのだ。大人の『グングン』はたいてい好奇心が原動力になっているものだけど、そういうものを失ってしまうと、人ってのは簡単につまらなくなってしまう。

というわけで、観終わって、土日をダラダラと過ごさないで、『グングン』せねばと身につまされる思いでした。



刺激的な映画。何たって資本主義批判だからね。

観ていると、喜怒哀楽の全部を刺激してくれるマイケル・ムーアのドキュメンタリー映画だが、流石に今回は相手が資本主義というものだから、暖簾に腕押しというか、いまいち力のある一発がたたき込めていない。その点、「シッコ」は、アメリカの医療制度問題にちゃんとスコープを絞っていたから、闘いやすかったとは思う。

とは言っても、恐らく、観た人の多くは共感を得られたのではないかと思う。
そのくらい今の社会には、特に日本には、ルサンチマンとでも言うべき感情が広まってしまったという事なんだろうなぁ。と思った。米国とはまたちと微妙に事情が違うから、感じ方もちょっと違ったのではないかな。出口のない閉塞感が、一部の利権を握っている人達に、怒りとなって向けられて、そういう仕組みを容認するのが資本主義という事であれば、もうこれは打倒するしかないですね。と。一揆ですね。という流れが米国でも、日本はそう単純な話でもないからね。

でまあそういう話もあるけど、個人的には、資本主義批判とかはどうでもよくて、やっぱりマイケル・ムーアは優しい、正義感に溢れたおじちゃんなんだという事をひしひしと感じながら鑑賞していた。

ムーアは、若い頃真剣に聖職者を目指していて、苦しんでいる人達の助けになりたい。と思っていたと、この作中でちょっと紹介されているけど、この人の行動原理は、苦しんでいる人への共感であって、つまり、それは優しさで、『ボウリング・フォー・コロンバイン』でも『シッコ』でも作品の根底にあるムーアの想いというのは、素朴な、人々への共感でしかないと思う。

この作品でも、資本主義にキリスト教をぶつけている。よく考えるとおかしな対比だけど、もちょっとよく考えると全然おかしくないのだ。『だって、一握りの人間がどう頑張っても使い切れない程荒稼ぎして、多くの人が家まで失うなんておかしいじゃんか?』と。ムーアの作品を支えるの、いつだってそういう普通の人の常識であって、実は社会が健全であるかどうかって、そういう常識がちゃんと通用するかどうかでしかはかれない。そういう常識をしっかり声高に叫べて、それがちゃんと大きな声になってオバマは当選した訳で(まあ現状の評価はちょっと置いといて。。。)、それはアメリカという国の良いところ(ちょっと極端な部分もあるにせよ)だと素直に思う。

そういう点では、日本という国はだんだんそういう常識が通用しなくなってきているのかも。。。とも思ったりする。

あと、この作品の原題は『Capitalism:A Love Story』。そう副題は『A Love Story』なんだよな。

みなさん。あけましておめでとうございます(遅いけど)。
今年も拙ブログをどうぞよろしく。



予告編が英語しかないので、日本語の予告編が見たい方は、こちらの公式サイト

冒頭から、これは愛の物語ではないとナレーションが入るけど、
確かに恋愛映画というよりも、boy meets gril のお話と言われた方がしっくりくるかもしれない。

グリーティングカード制作会社(世の中にはそんな会社があるんですね)に勤める主人のトムが、そこに転職してきたサマーに恋をした500日間がランダムに回想されていく。

時間の流れをバラバラにするという技法は、いろんな映画で使われているけど、僕の記憶している限りだと、大抵はミステリーとかで、観客の頭の中でパズルのピースがちょっとづつハマるように謎が解けてくとか、そういう風に使われている。

この映画では、主人公のトムがサマーに恋をした500日間をランダムにふり返る。という演出として、時間バラバラ技法(今適当に命名)が使われていて、それが可笑しみや、悲しみを上手くみせてくれる。シンプルだけど、効果的。

あと、やっぱり挿入歌にセンスが光る。というか監督の音楽趣味がそのままダイレクトに反映されているんだろう。大体は80年代以降のアーティストのものだが、どれも素敵な曲で、もうそれだけで楽しくなってくる。主人公のトムは、エレベーターで、The Smiths を聞いてると、サマーに「それスミス?私もスミス好きよ」って言われて、トムは恋に落ちるんだけど、これは絶対監督の妄想だ!間違いないぞ!

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そして、サマー。。。もうこういう女の子居ますね。マジに。自由奔放でとっても魅力的という。大抵の男の子はこういう娘に恋をせざるを得ないと思うけどなぁ。皆さんどうですか?とりあえず、『ハプニング』の時より10倍くらいズーイー・デシャネルが可愛い。
(しかもwikipediaによると、このズーイーの由来は、サリンジャーの『フラニーとゾーイー』のゾーイーから取っているんだって。なんて素敵な。。。)

ありきたりなハッピーエンドでは決してないけれど、可笑しくて、みっともなくて、悲しくて。そういう当たり前な光景が、何とも素敵に見える。見終わって、なんとなくスキップでもしたくなるそんな良い映画。新年一発目の映画としては、申し分なかったです。公開している場所は限られてますがオススメの一本。

という訳で、2009年の映画の締めくくり。
今年は去年よりも、映画館に行くことが出来ず。。。このままではアカン!とは思いながらも、実際なかなか行けなくなるもんだなぁ。。。

で、映画館で観たものだけに限定すると、かなり数が減っちゃうので、2009年に劇場で公開されていた作品の中で自分が観たものリストが以下。

1.ラースと、その彼女
2.永遠の子供たち
3.レボリューショナリー・ロード / 燃え尽きるまで
4.007/慰めの報酬
5.チェ 28歳の革命
6.チェ 39歳 別れの手紙
7.ベンジャミン・バトン 数奇な人生
8.7つの贈り物
9.カフーを待ちわびて
10.マダガスカル2
11.ウォッチメン
12.ザ・バンク 堕ちた巨像
13.トワイライト 〜初恋〜
14.スラムドック$ミリオネア
15.おっぱいバレー
16.グラントリノ
17.天使と悪魔
18.バンコック・デンジャラス
19.重力ピエロ
20.スタートレック
21.ターミネーター4
22.トランスフォーマー/リベンジ
23.ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:破
24.ディア・ドクター
25.サマーウォーズ
26.ボルト
27.96時間
28.サブウェイ123 激突
29.ウルヴァリン:X-MEN ZERO
30.空気人形
31.沈まぬ太陽
32.2012
33.カールじいさんの空飛ぶ家
34.アバター

34本。少ないね。。。まあ、でも大作は大体抑えてるつもり。あと評判だったやつはちゃんと劇場に足を運んだ。

んでは、行ってみよう!

まず、初っぱなの『ラースと、その彼女』。これはこないだDVD借りてみたんだけど、すっごい良かった。こういうドラマは、下手するとすぐに陳腐な方向に走ってしまいがちなので難しいだけど、物語と癒し、他者とのつながりといったテーマを丁寧に、真正面から描いて成功している。年末年始にみても心温まる良い作品。

『永遠の子供たち』も良かった。ギレルモ・デル・トロ監督は、『ミミック』とか『ブレイド2』とか『ヘルボーイ』とかわりと自分が好きな作品とってるお人。今回は、ダークファンタジーにチャレンジという事だが、これは巷の評判通り、非常に良かった。ラストに何とも言えない感動が待っております。

『レボリューショナリー・ロード』まあ詳しくは、こっちをを読んでもらうとして、こういう類の地獄は現代人には、マジでおっかない話である事は、間違いないと思う。夫婦では観ない方がいいかもしれない。

『007/慰めの報酬』。前作の『007/カジノ・ロワイヤル』が凄く良かっただけに、ちょっと残念な出来。ダニエル・クレイグは相変わらずいいんだけどね。

で、

『チェ 28歳の革命 / チェ 39歳 別れの手紙』。こちらもエントリを参照してもらうとして、この映画は一ヶ月ぐらい余韻が残ったなぁ。。。Blue-rayも買っちまったよ。こういう信念の人が求められる現代は、やはり不幸な時代なのかもしれないね。

『ベンジャミン・バトン 数奇な人』予想よりは良かったけど、やっぱフィンチャーはフィンチャーである。オレでもこれにはアカデミー作品賞はやれないな。

『7つの贈り物』は、個人的には頂けなかったなぁ。。。
『カフーを待ちわびて』は、とりあえず沖縄に移住したくなる。いい話だけど、もう一ひねりあると、いいなぁとという所か。

『マダガスカル2』は思いのほか面白かった。最近はアニメ作品の方がアメリカのコンテンポラリーな実情捉えている気がする。

『ウォッチメン』はとても難解だが、非常に興味深い社会派アメコミ。昨年の『ダークナイト』も面白かったけど、個人的にはこちらの方が面白かった。特に、犯罪者たちをボコボコにした高揚感が、性的な興奮の高まりと直結していく描写とか、まぁ凄い批評性。

『ザ・バンク 堕ちた巨像』も満足度の高い一本だった。主人公の絶望感と、それによる人生を掛けた決断。格好良すぎるぞ!クライブ・オーウェン。

『トワイライト 〜初恋〜』アメリカのティーン向けの恋愛ものだけど、主演の男の人気は凄まじかったみたいで、続編が公開されてる。確かに、ヴァンパイアの青年役のロバート・パティンソンは非常に端正な顔立ち。日本でもドラマになってましたね。

『スラムドック$ミリオネア』素敵な希望を与えてくれる映画だった。今年一番元気な映画だという事は間違いないと思う。躍動感が違う。こんな映画は今の日本映画の状況だとまず作れないだろうなぁ。音楽も良かったなぁ。絶望から顔を上げていくってこういうことなんだろう。

『おっぱいバレー』もある意味では、元気な映画だった。中村トオルの最後の科白が素敵。

そして『グラン・トリノ』もう大傑作です。面白い映画を撮る監督はたくさんいるけれど、人の心をガツンとぶん殴って振動させるという分野においては、イーストウッドは別格。2009年公開作品の中では、一番深みのある感動を残してくれた作品。

『天使と悪魔』ダ・ヴィンチ・コードよりはかなり面白くなった。単なるペダンチックな作りではなく、エンターテイメントとして上手にまとまってる。

バンコック・デンジャラス』全編色気がある映像。大人のためのハードボイルド映画。

『重力ピエロ』なんか最近は伊坂幸太郎作品は、端から映画化されている気がするが、骨子はミステリー作品ではあるが、家族の絆というものが非常に上手に描かれている気がする。『俺たちは最強の家族だ!』by 父

『スタートレック』自分はスタトレファンではないが、熱烈なファンからも概ね好評だった本作。ファンでない自分が観ても、素直に面白いドタバタと友情劇。続編もあるかもとの事なので、ここからスタトレに入るのもいいかもしれない。

『ターミネーター4』うーん・・・『3』よりは良かった。けど、やっぱターミネーターは、単なるドンパチ映画ではないという事を制作各位は、肝に銘じていただきたい。人気シリーズなので、プレッシャーや過度の期待はあるだろうけど、ターミネーターを撮るというのはそういう事なのだ。

『トランスフォーマー/リベンジ』マイケル・ベイ大先生が、これでもかという金を掛けて作っただけはあって、前作よりも大幅にパワーアップ。まあ、観ていて飽きない。アメリカ人以外は人に非ずという様な身勝手さもマイケル・ベイ大先生なら許されてしまう。

ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:破』一作目の『序』は所々に違いはあったものの、基本的にはTVシリーズの焼き直し。でもこの『破』はREBUILDの名の通り、これまでとは大きく違う展開を見せてくれた。でも個人的に一番スゲーと思ったのは、アニメーションが本来持つ躍動感に他ならなかった。絵の動き、それだけで観る人に快感を与えるんだなぁ。と。コアなファンもいるから、賛否両論あるだろうけど、個人的に大傑作だと思った。

『ディア・ドクター』前作『ゆれる』は相当の傑作で、ああこんだけの地力がある映画撮る監督っているんだぁと思ったもんだけど、西川美和監督は、今一番日本で注目すべき監督かもしれませんね。『人』を描くという事に関して、この人の切り出してくる映像の切れ味は凄まじいものがある。

サマーウォーズ』も、『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:破』まではいかなくとも、非常に気持ちのよい作品。

『ボルト』犬版裸の王様。でもあの宮崎駿が、(内心敗北を認めてしまったであろう)ジョン・ラセターが絡んでるだけあって、ピクサーのクオリティはしっかり引き継がれている。てか、昨今のCGアニメは本当に外れに出会う事が殆ど無い。ジャパニメーションなんて言っていられない時代が来るかもしれない。

『96時間』なんのひねりもない、さらわれた娘をめちゃくちゃ強いお父さんが奪還するというストーリーなんだけれど、まあ魅せてくれる。気持ちのよくなるアクション作品。

サブウェイ123 激突』 74年の『サブウェイ・パニック』のリメイクだが、現代的な要素がふんだんに詰め込まれていた。いぶし銀の面白さ。

ウルヴァリン:X-MEN ZERO』 X-MENシリーズでも一番面白かった気がする。これから、この様なスピンオフ作品がたくさん出るという事なので、楽しみ。

空気人形』 2009年、孤独を上手く描いたで賞。孤独というのは、これから大きなテーマとして、きっともっと多くの作品で取り上げらえていく事だろう。都市の中で孤独を抱えて人は如何に生きていくのだろうか?そんな中での人と人との繋がり方のあり方とかね。そういう難しさを上手く描いてほしいという要請はあるだろうと思う。

沈まぬ太陽』 やっとで映画化とも思うけど、これくらい今の日本企業の病理というか、日本人の病理を描写してしまった作品はないかもしれない。

2012』 中国人の描き方と、主人公たちを全肯定をする訳ではない視点が新鮮だったなぁ。2009年、地球をもっとも豪快に破壊したで賞。

カールじいさんの空飛ぶ家』 これはね、もうほんと良かったね。別れを描きながらも、同時に新たな希望と決意を描いてくれている。別れは決して終わりではないというそういう素敵なメッセージを持った作品。

アバター』 キャメロンの久しぶり新作なので、結構過度な期待をしてしまったけど、監督として手腕や情熱は衰えていなかった。ただ、やはりもうピークは過ぎてしまったのかなぁという寂しさを少しだけ感じた。

では、2009年の個人的ベスト3でも

1.『グラン・トリノ』
2.『チェ 28歳の革命 / 39歳 別れの手紙』
3.『カールじいさんの空飛ぶ家』


という所。まあ観てない作品もたくさんあるので、非常に偏りのある結果かもしれないけれど、やっぱ『グラン・トリノ』は映画としての格が違うので、ベスト3入りは確実な気がする。『チェ~』は個人的な思い入れ強し。『カールじいさん~』は年末に本当に素敵な感動を与えてくれました。

今年はあまり映画を観に行けなかったけど、映画というのは、一番お手軽で楽しい娯楽だと本当に思う。土日に良い映画一本観るだけで、一日気持ちがホクホクするからね。という訳で来年はもっと映画館に足を運ぼうと思う。

それではみなさん良いお年を!
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