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かけがえのないもの (新潮文庫)
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床に貯まっていた養老先生の待ち行列を消化中。
一時期に比べると全然読まなくなってしまったけど、とりあえず新刊が出れば買う作家の一人なので、貯まりに貯まって5年分ほど。。。

といっても「バカの壁」以降、いろんな人との対談本も増えたし、そういうものまではカバーしてない。養老先生もよくやるよね。と感心するばかり。この人はどこからどうみても人生を半分降りているが、それでも世間との付き合いは大事にしている。こういうのは陸沈って言うんだっけか、、、

「バカの壁」が大ベストセラーになって、あの時は凄かったけれども、やっぱり流行は流行なので、「バカの壁」の真意が伝わった人が何人いたのかしらん。当時は、養老孟司の名を出すと、ああ「バカの壁の人ね」と二の句が帰ってきて、「いやまあそうだけど、そうじゃないんだよね。。。」感もあった。

養老先生は、あまり回りくどく説明しない人だし、内容も内容なので、真剣に読むのは頭に余裕がないとしんどい。それに、「唯脳論」「人間科学」「形を読む」等、筑摩で文庫化されているの一式読むと、いやはや凄い人だという事になる。こんだけ頭がいい、というか思考が練れる作家は養老先生くらいのもんだろうと思う。

で、

久しぶりに読み返してみたけど、10年前と言っている事は基本的に同じ。文章はさすがに洗練されてきているけど、本質は一緒。とは言え全然つまらなくなかった。よくもまあ根気が続くよな。感心した。言っても言わなくても変わらない世の中だからって、決して諦めないし、へこたれない。疲れたとたまにボヤいても。。。格好いい大人。

感動的だったのは、語り口がより平易になった分だけ、養老先生が坊さんになっている事だった。それもそんじょそこらの坊主じゃなくて、臆さずに言わせてもらえば、仏陀とかそういうレベルの坊さんの雰囲気がある。とくにこの「かけがえのないもの」はそう。講演の内容を纏めたものだからそう感じるだけかもしれないが、改心させられた様な気持ちに本当になる。斜に構えずに読むと、心にグイッと踏み込んでくる説得力と優しさがある。特に自然物に対する眼差しとかは、養老先生の笑顔付きですか?という程文章に人柄が乗っかっている気がした。

久しぶりに過去の作品も読み返してみようと思う。

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